医龍3
[第10話]
朝田(坂口憲二)は困難なオペを2つ同時に行うことに。12/16放送
執刀医は春香(出口結美子)が朝田、ナターリア(Asya)が加藤(稲森いずみ)。
一方、屋上で倒れ、病室に運ばれた黒木(遠藤憲一)は朝田に自分の余命が短いことを告げた。
さらに、彼は高瀬(渡辺いっけい)には自分の病気のことは言わないでほしいと頼む。
そんな中、ナターリアが人工弁を使いたくないと言い出す。
加藤らはオペがさらに困難になると言うが、野口(岸部一徳)は何とかしろと言うばかり。
やがて、オペ当日がやってきた。
朝田と加藤はそれぞれのスタッフともに、自分のオペ室へと向かう。
見学室では藤吉(佐々木蔵之介)や木原(池田鉄洋)、野口が見ていた。
2つのオペが順調に進む中、春香の娘・恵(菅野莉央)が倒れた。
人工心肺が必要だったが、朝田たちの2つのオペで使用中。
今から恵を他の病院へ移動させることも難しい状況だった。
それを聞いた朝田は、恵をオペ室に運ぶようにと指示を出す。
春香の人工心肺を恵に使い、短時間で処置をした後、再び春香に戻すというのだ。
もちろん、恵の処置中にも、春香のオぺは止められない。
だが、運ばれてきた恵は開胸前に症状が悪化し、人工心肺が装着できない状態に。
すると、そこに黒木が現れ、カテーテルで恵に人工心肺を装着する。
黒木はそのままサポートに付き、伊集院(小池徹平)が恵のオペをする。
オペが終盤に差し掛かった頃、恵は左肺動脈にまで悪化していることが判明。
このまま春香と恵の処置をしていては、二人とも助からない。
すると、朝田は1台の人工心肺を2人で使うという荒技を提案する。
オペに関わった全員の医師免許を剥奪されかねない無謀な提案に野口は激怒。
黒木は責任は自分が取ると言い、高瀬も一緒にオペに入るように説得した。
野口は黒木と高瀬を制止しようとするが、鬼頭(夏木マリ)が彼らをオペ室に通す。
外部に漏れればスキャンダルだったが、鬼頭は黙っておくと野口に告げた。
その代わり、野口が学長の座を退けと条件を出したのだ。
やがて、春香やナターリア、恵と3人の手術が無事に終了する。
オペ終了後、黒木はカテーテル室で倒れていた。
そこに現れた朝田に、黒木は絶え絶えな息のまま、自分もチームに入れてほしいと告げる。
そんな黒木に朝田は、既にチームの一員だと言う。
黒木はその言葉を聞くと、微笑みを見せ、そのまま息絶えた。
鬼頭と野口が明真を去り、またいつもの光景が戻っていた。
そんな中、朝田は再び戦地に向かうのだった。
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キャスト
朝田龍太郎 / 坂口憲二(さかぐちけんじ)加藤晶 / 稲森いずみ(いなもりいずみ)
伊集院登 / 小池徹平(こいけてっぺい)
荒瀬門次 / 阿部サダヲ(あべさだを)
/ 北村一輝(きたむらかずき)
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