官僚たちの夏
[第2話]
風越(佐藤浩市)はテレビを普及させるためには低価格化が必須だと考えていた。07/12放送
彼は丸尾(西村雅彦)に、家電メーカーの過当競争による共倒れを防ごうと、参入業者を制限しようと提案。
丸尾もそれを了承した。
だが、参入を制限されたメーカーや、そこに融資していた帝都銀行が通産省の指導に反発する。
そんな中、 フランスから帰国した特許庁の牧(杉本哲太)が風越のもとを訪れてきた。
牧はテレビに代わるものを探していた風越に本を見せる。
そこにはコンピューターが載っていた。
テレビからの撤退を勧告された大沢無線に、コンピューターへの業種転換を勧めることに。
電話交換機を作っている大沢無線ならコンピューターを作る下地があると考えたのだ。
庭野(堺雅人)は無理やり別の職種を勧めることは自由競争に反するのではないかと言う。
だが、風越はアメリカから押しつけられた自由競争でなく、日本独自の経済ルールが必要だと答えた。
庭野は説得のため、大沢無線の社長の大沢(岡本信人)を訪ねた。
大沢はコンピューターに未来があることは分かるが、その確約がほしいと言う。
庭野は大澤無線がコンピュータに取り組むなら、通産省は全力でバックアップをすると確約した。
一方、14型以下のテレビの税金を下げると、爆発的に売れ始める。
そして、昭和39年に東京でオリンピックが開催されると決まると、さらにテレビは普及していく。
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第1話
通産事務次官。
重工業局自動車課長。
戦後日本を立ち直らせようと使命感に燃えている。
国内産業発展にすべてを注ぐ。
鉱山局石油課長補佐。
風越と共に産業派。
優れた行動力と粘り強さを持つ。
国内産業の保護を訴える「産業派」通産省官僚。
中小企業振興課長。
揉め事を解決するのに長けており、「潤滑油」との異名も。
東京経済新聞記者。
鋭い批評眼の持ち主。
風越と親密である。
重工業局長。
風越の上司。
「国民自動車構想」を推進。
特許庁総務課長。
海外の産業についてよく知っている。
東大の経済学部に籍を置いている。
通産省初の女性官僚に。
通商局為替課長補佐。
国際化を目指して自由貿易を理想とする「国際派」通産省官僚。
通商政策課長。
風越とは同期で、ライバル関係にある。
貿易重視の「通商派」で、風越と対立。
民自党幹事長。
「通商派」の考えを持つ。
官僚の前に立ちはだかる。
JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau
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