井上真央､新社会人初の主演映画｢僕の初恋をキミに捧ぐ｣で最後の制服姿!?

女優の井上真央(いのうえまお=22)主演映画｢僕の初恋をキミに捧ぐ｣(10月24日公開､新城毅彦監督)の撮影が3日未明､神奈川・逗子市内でクランクアップした｡

同作は発行部数(全12巻)が600万部を超える､青木琴美氏の同名少女漫画が原作｡07年1月に松本潤(まつもとじゅん=25)主演で映画化もされた｢僕は妹に恋をする｣のスピンオフ作品として､05年17号から08年15号まで｢少女コミック｣にて連載された｡

井上は初恋相手が病気で20歳まで生きられない命と知りながら､幼少のころに交わした｢結婚｣の約束を信じ､献身的な愛を注ぐ女子高生・繭(まゆ)を演じる｡

｢『花男』の牧野つくし役は､周囲に助けられる(妹的な)存在でした｡今度の種田繭は恋人を支えるたくましいキャラクターです｣とPR｡

恋人役の岡田将生(おかだまさき=19)については｢年下は初めてで､最初に敬語を使われたときは､恥ずかしかったです｡大学卒業もすると､そんな立場になるんだなぁと｡しっかりしなきゃ｡スタッフには､役柄の2人と同じみたいって言われてます｡女の子って､同年代でも精神年齢は高いですから｣とニッコリ｡

この春､明治大学を卒業した井上にとって同作は“社会人デビュー作"になる｡

制服姿には｢大学卒業式の翌日から学生服を着ちゃって､自分では大丈夫かなって心配でしたけど､どうです? まだいけます?｣とおどけながら､｢(制服姿も)最後かもって思いながらやっています｡(この先着られなくなるのは)ちょっと寂しい｣と話した｡

｢花より男子｣の牧野つくしの印象が強いが｢あの役は､あの年で､あの時､あのメンバーでしかできない｣ときっぱり｡｢僕の ―｣では､井上の新たな一面が見られそうだ｡(松野)