大御所ミュージシャンが!レコード会社と続々対立中!!
(09/23)

歌手の矢沢永吉(やざわえいきち=59)と、松任谷由実が、所属しているレコード会社「EMIミュージック・ジャパン(旧東芝EMI)」と契約を巡って激しく対立中!

二人ともEMIから離れることが必至の情勢だという。「週刊現代」が報じている。

「二人ともEMIとの契約が今年で切れるのですが、契約更新を巡り交渉が決裂しているんです。

いままでは、契約更新ごとにアーティスト側に一億円とも二億円とも言われる更新料や年間1,000万円以上とされる援助金が支払われていたのですが、EMI側が今後一切これらのおカネを支払わないと言っているためです。

これに矢沢とユーミン側が『アーティストを粗末に扱うのはおかしい。これまでEMIにいくら儲けさせてきたかわかっているのか』と激怒したんですよ」(前出・レコード会社関係者・週刊現代)

EMIは、昨年6月に東芝が経営から撤退。外資系となっており、40歳以上の社員の大量首切りなど、大幅なリストラを断行中だ。

そして、商品である看板アーティストにも合理化の波が押し寄せているということになる。

「EMI側が歩みよりを見せないため、矢沢は『EMIを儲けさせるのはご免だから今年はライブもレコードも一切ナシ』と宣言しています。

すでに、複数のレコード会社に移籍や新レーベル立ち上げの資金提供を打診中です。

一方、ユーミンは独立して新たにレーベルを立ち上げることを検討しているようです」(同)

矢沢や松任谷といった大物が移籍ムードとあって、他レーベル各社の争奪戦が始まったというが、
ネックはアーティストに払う移籍料の高さのようだ。

例えば先日、DJ OZMAがEMIからエイベックスに移籍したニュースは当サイトでも紹介したが、エイベックスはEMIに対し8億円もの移籍料を支払ったという。

その移籍料。矢沢、ユーミンクラスだと10億とも。音楽不況の中、これだけの金額を用意することはレコード各社にとっては難しいことだろう。

契約が宙ぶらりんのままとなると、ライブも新譜も無しの状態がしばらく続くことになる。

置き去りにされるのはファンばかり、ということか。(淺川)


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