相葉雅紀主演ドラマ｢大追跡｣､視聴率は好調!? 異例のキャスティング!

(08/02)

嵐の相葉雅紀が主演を務めるテレビ系ドラマ『大追跡～警視庁SSBC強行犯係～』が､好調なスタートを切った｡初回の平均世帯視聴率は9.7%､第2話が8.6%とさほど数字を落とすことなく､10%に近い水準を保っている｡

同作は､テレビ朝日にとって大勝負となる｡東山紀之主演『刑事7人』以来10年ぶりに水曜21時枠に新作が誕生したのだ｡俳優･水谷豊主演の『相棒』シリーズなど､ヒット作品の続編を放送することが常態化している枠に､相葉雅紀を主演に起用した刑事ドラマが生まれた｡

しかも､彼の単独主演ではなく大森南朋と松下奈緒の3人によるトリプル主演作品｡"新シリーズが始動"と公式サイトに明記されていることから､シリーズ化を前提に第一シリーズがスタートした｡
何かと異例な部分も多く､本当に伝統的な枠で定着できるのか不安は残るが､第3話も8.3%と8%台にとどめた｡

近年は､東山紀之主演の『刑事7人』､元V6･井ノ原快彦主演の『特捜9』と､いずれも旧ジャニーズ事務所のタレントが主演を担ってきた｡そういった事情もあり､ジャニーズ色を薄めるために､トリプル主演という形式にして､相葉雅紀だけに厳しい目線が向けられることを避ける配慮がなされているようにも感じる｡

今の時代､全話平均視聴率10%超えは非常にハードルが高い数字だが､それに近い結果を出せれば､『特捜9』のように数年続くシリーズ作品となれるのではないか｡(船越)