旧ジャニーズ事務所､社長以外にもタレントに性加害した者が2人いたと認める!

(04/02)

SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)は､ジャニー喜多川元社長のほかに社員2人が所属タレントに対し性加害を犯していたことを公表した｡

同社は､公式サイトにて､｢本日､BBCニュースにて､故ジャニー喜多川以外の旧ジャニーズ事務所所属のスタッフ2名が性加害を行っていたことを弊社社長の東山紀之が聞いていると申し上げた旨の報道がされました｡弊社は､昨年の『外部専門家による再発防止特別チーム』の調査の時点で本事象を認識しており､当該2名について再発防止特別チームにもご説明済みです｣と説明｡

再発防止特別チームはこの件をすでに把握済みとしたが､一般的に公表するのは初めて｡｢昨年9月までに関係法令及び就業規則等に従って厳正に対処しました｣と､具体的な処罰等は明かさず､対処したことのみ伝えている｡
また､｢関係者のプライバシー､および誹謗中傷を防止する観点から､個別の回答は差し控えさせていただきました｣と実名を公表する意向はないと記載している｡

あくまで､該当人物への誹謗中傷を避けるためとはいえ､マスコミ向けに性加害の事実があったことを､イギリスBBCが報じるまで隠していたのは､会社として体質を問われる｡
もしBBCが報道しなければ､ずっと隠蔽したままだったかもしれない｡性加害という膿をすべて出しきっていないのであれば､いくら社名を変更しても世間の評価はさほど変わらないだろう｡

それにしても､性加害がジャニー喜多川元社長単独の問題でないとすれば､話は大きく変わってくる｡まだまだ全ての闇をさらけ出すには時間がかかりそうな様相だ｡(船越)

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