高良健吾､連ドラ初主演決定も不安のあまり水川あさみに相談メール!

(04/12)

俳優･高良健吾(こうらけんご=24)が11日､都内で行われた主演ドラマ『罪と罰 A Falsified Romance』(WOWOW)の制作発表会見に共演の水川あさみ(みずかわあさみ=28)と出席した｡

同作は､ロシアの文豪･ドストエフスキーの『罪と罰』を現代の日本に置き換えた落合尚之氏の同名漫画が原作｡
過度な自尊心と劣等感を持て余す主人公･弥勒(高良)がある日､援助交際グループを取り仕切る女子高校生･光の殺害を企てるというストーリーだ｡

連続ドラマ初主演となる高良は､
｢自分にとって初めての主演作がこの作品でよかったと思っているし､出会えてよかったと思っています｣
とコメント｡
演じる弥勒が小説家志望という設定のため､撮影では苦労も多かったようで､
｢弥勒のセリフが今まで使ったことがないような言葉だらけで､文学的で､長くて…｡セリフ覚えるのは大変でしたね｣
と振り返ったが､
｢こんなに濃い1ヵ月半は今までになかったし､(精神的に)追い込まれたけど､現場の皆さんが一緒に悩んでくれて｡
一人でも違うキャストやスタッフだったら､でき上がってなかっただろうなって思える作品になりました｣
と現場の結束力の強さに胸を張った｡

また､水川とは2010年のオムニバス作品『女たちは二度遊ぶ』で共演して以来､プライベートでも親交があるとのことで息ピッタリ｡
高良が､
｢クランクイン前に『できるか不安でしょうがないんですけど…』ってメールしちゃいました(笑)｣
と恥ずかしそうに明かすと､水川は､
｢クランクイン前はお互いに不安になることが多かったけど､現場では高良くんの作品や役に対するエネルギーが満ちていて､それが『頑張ろう』っていう気持ちにさせてくれました｣
としっかり年下の主演俳優を立てていた｡

『罪と罰 A Falsified Romance』は､29日より毎週日曜午後10時から放送｡
なお､第1話は無料放送される｡(伊原)