ビビアン･スーに芸能界追放の声が!? 涙の告白に批判殺到!!

今年から日本での活動を再開した台湾人タレント､ビビアン･スー(35)｡

先日､東京国際映画祭の開幕式に出席する予定だったが､中国代表団が台湾代表団に対し｢台湾｣ではなく｢中国台湾｣などの名称を使うよう要求｡
抗議は主催者側にも及んだため､トラブルを恐れたビビアンは開会式参加を断念した｡

翌日に行われた同映画祭の特集『台湾電影ルネッサンス2010』のオープニングセレモニーには出席したものの､
｢(無念で)朝まで映画のメンバーとお酒を飲んだ｡私たちにはどうにもならない｣
と語り､涙を見せた｡

そんなビビアンに対し､中国のネット上では批判が殺到｡
大手掲示板では8割以上のユーザーが､中国本土での芸能活動排斥を支持するという事態に発展した｡

さらに､問題を荒立てたのがネット上に出回っているビビアンがつぶやいたとされるツイッターを抜粋した画像｡
その画像には､
｢私は中国人ではなく､台湾人だ｣
｢もう中国では活動したくない｣
などと書かれており､日本のファンに守って欲しいと助けを求めている内容も見られるという｡

所属事務所は､この画像は編集ソフトで作られたものであり､文章はビビアンが綴ったものではないと反論｡

ビビアン側も弁護士を通じて､
｢どこにいようと､何語を話そうと､ビビアンは単なる芸能人｡いかなる政治的立場も表明しない｣
とし､批判の矛先となっている会見での涙は､
｢身内の健康問題や､海外での仕事におけるプレッシャー｣
であると弁明した｡

弁護士はビビアン本人も､今回の騒動はここで終わりにしたいとの意向があるとし､
｢今後､攻撃的な言論が出された場合は法的に対処する｣
と強硬な姿勢を明らかにした｡

以前はブログで芸能界を干されていたことを暴露し､本国ではなにかとお騒がせなビビアン｡
日本での活動にも影響が出なければいいが｡(伊原)