俳優･黒田勇樹､芸能界を引退していた! 現在はただのフリーター!?

(10/05)

1994年の『人間･失格～たとえばぼくが死んだら』(TBS系)や1997年の『ひとつ屋根の下2』(フジテレビ系)など数々のヒットドラマに出演し､中性的な容姿を持つ個性派俳優として人気を博した黒田勇樹(くろだゆうき=28)｡

そんな彼が芸能界を引退していることが明らかになったと『週刊女性』が報じている｡

同誌によると､2007年12月に出演予定だった舞台を体調不良で本番3日前にドタキャンしたことで所属事務所から1年間の謹慎処分を課せられ芸能活動を休止へ｡

2009年には謹慎が解けたものの､話し合いを重ねた結果､今年4月末に芸能界を去ることになったという｡

現在は引越しのアルバイトをしながら､生計を立てているという黒田｡

しかし芸能活動は引退したものの､Twitterは頻繁に更新しており､ファンとの交流は続けている｡

そこでは｢週末は肉体労働､平日はオフィスワーク｡週6～7で社会勉強と称してバイトしてるよん｣(8月15日)､｢声を大にして言う僕は今､ただの元俳優でちょっと愉快なフリーターお兄さんです!!!｣(9月25日)と自らアルバイト生活であることを告白した｡

また一方で､自作のイラストをイラストコミュニケーションサイト『pixiv』に投稿したり､自主制作のアニメ『ウルフくんとうさぎさん』を紹介したりと俳優時代のイメージとは大きく異なる活動でも多才ぶりを発揮｡

黒田は同アニメで､監督､企画､原作､脚本､美術､作画､編集､キャラクターの声(4役)などを自身で務め､さらにはエンディングテーマ『ウルフくんドントクライ』の作詞､作曲､編曲､歌と全てを1人でこなしている｡

｢好きにやるか…好きにやればいいよね…!｣(10月4日)との呟きのように彼は好きなことに突っ走っているようだ｡

また同アニメは元々動画共有サイトのzoomeに投稿されたものだが､ニコニコ動画に転載され一部で話題を呼んだ｡

それを受け､黒田は7月に約5分の自主制作ラジオ番組『俺ラジオ』を公開｡

冒頭いきなり｢YUKI(ワイユーケーアイ)のミッドナイトおっぱい大好きどうも､『ウルフくんとうさぎさん』の監督､ORE(オーアールイー)､俺こと､YUKIです｣とスタート｡

『ウルフくんとうさぎさん』の続編制作の時期などを語り､わずか5分ながら現在の彼が詰まった番組となっていた｡

黒田といえば､1歳からモデルとしてCMや雑誌に登場し､1988年にNHK大河ドラマ『武田信玄』で信玄の孫･武田信勝役で俳優デビュー｡以後､舞台やドラマ､CMなど多くの作品に出演してきた｡

そんな彼の芸能界引退｡
表舞台からは去ったが､アニメ制作のように"表現者"として才能を活かすことも今後考えられそうだ｡(上田)

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