草刈民代､ヌード写真集発売の理由を涙交じりに告白!?

バレエ人生の集大成となる写真集｢BALLERINE｣でヌードを披露した元バレリーナの草刈民代(くさかりたみよ=44)｡

｢なぜ今彼女が脱いだのか?｣という疑問に応えるように､草刈が口を開いた｡

草刈は写真集発売日の21日､テレビ朝日系の情報番組｢ワイド! スクランブル｣に出演｡

｢裸までさらしたのは､なぜかというと､日本でバレエが知られてないから｡知られた私がここまでやらなきゃいけないと｣

日本ではまだまだバレエが広まっていない現状を憂いて､文字通り一肌脱いだと説明した｡

｢舞台で踊るということは体をさらしているわけなんで､逆にいうと､裸になるとか､ならないとかということにこだわりを持っているのはダメだと思っていた｣

｢洋服を着てようが､着てまいが､見えてくるものは､中身というか精神性｡こだわりはもう卒業していますね｣

まさにプロ根性が据わったコメントを涙ながらに語ったわけだ｡

｢それしかやってこなかったので､今までの人生そのものみたいな｡考えると胸がつまるぐらい､涙が出てくるぐらいのものでした｣

｢努力して､チャンスに恵まれてきましたけど､そこまでたどり着くのには楽なことはひとつもなかった｣

おおよそ､言い尽くせない苦労があったのだろう｡

写真集を手がけた幻冬舎編集第3部編集長の茅原秀行氏も､写真集発売の舞台裏を明かした｡

｢草刈さんは昨年､バレエを引退したころから､ご自身で写真集の企画を立てられていた｡バレエのために作り上げた肉体を写真という表現方法で残したかったようです｣

草刈の見せた肉体美とバレリーナとしての覚悟｡

これは｢買い｣の一冊となりそうだ｡(加藤)