阪神・城島の外野起用に待った! 2年前の金本の悲劇が再び…
左膝手術と右肘痛の影響で、今季は野手での定位置奪取を目指す阪神・城島健司捕手。現時点では一塁での起用が濃厚だが、首脳陣は外野での起用も検討している。
実際、城島は5日に左翼のポジションに就いて守備練習。
関川外野守備走塁コーチから外野守備の基礎を学びながら、フリー打撃の打球を追った。
付きっきりで指導にあたった関川コーチは、
「スタートに関しては悪くない。うちの外野に入ってもそん色ない。練習したら普通にできる」(デイリースポーツより)
とまずまずの評価。
途中から練習に合流した和田監督も、
「一塁だけでは決めつけられない」(同)
と外野での起用も選択肢として考えていることを示唆した。
ただ、城島の外野起用には不安の声もある。
阪神の本拠地・甲子園は右翼から左翼方向へ吹く強い浜風が特徴。
左翼への打球は浜風にのって予想以上に伸びることがあり、慣れない外野手にとっては打球判断が難しい。
さらに城島は昨季、右肘の靭帯を損傷。
現在も満足いくスローイングができないとされ、ある阪神OBはこう指摘している。
「詰まった当たりのヒットでも二塁から余裕でホームインされたら投手の自責点になる。
三塁は昨年リーグ最多失策タイ(18)の新井、レフトが素人の城島なんてことになれば、投手はピンチの時、右打者に対し内角へは一球も投げられないんじゃないか」(日刊ゲンダイより)
阪神は2年前、右肩を痛めていた金本を左翼で起用。
スローイングもままならない金本は、単打で二塁走者の生還を許すだけでなく、犠牲フライを本塁に返球できないなどお粗末なプレーを連発。
その結果、バッテリーは得点圏に走者を背負うと、左翼方向に打たれないような配球に終始し、ヤマを張った打者に痛打されるという悪循環に陥った。
日米通算292本塁打を誇る城島の打撃は確かに魅力的。
しかし、起用法を誤れば、投手陣の足を引っ張る存在にもなりかねない。
守備重視の野球を打ち出している和田監督がどのような判断を下すのか注目だ。
(2012年2月12日)
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