レッドソックス、ベンチ裏での飲酒が発覚!? 賭けポーカーで大金が飛び交うことも!
オフの大型補強も実らず、9月の大失速で2年連続プレーオフ進出を逃したレッドソックス。ファンの期待を裏切ってしまったチームは今、"ある疑惑"に揺れている。
その疑惑とは、ジョシュ・ベケット、ジョン・レスター、ジョン・ラッキーという先発投手の3本柱が、シーズン終盤にクラブハウスでビールを飲んでいたというもの。
複数の地元メディアが、球団関係者の話としてベンチ内での飲酒を一斉に暴露したのだ。
クラブハウスは選手のロッカーなどがあるいわば"ベンチ裏"。
いずれも登板のない日の飲酒だったとされるが、試合前に集中力を高める神聖な場所での行為は許されるものではない。
当然、この報道にファンは激怒。
地元メディアの報道も加熱し、3投手を9月の大失速の戦犯であるかのように報じた。
しかし、そこは長い歴史があるメジャーリーグ。
クラブハウス内で行われているのは飲酒だけではないという。
『日刊ゲンダイ』の取材に応じたある日本人選手によると、試合前に"賭けポーカー"が行われることもあるとのこと。
高給取りのメジャーリーガーたちだけに賭ける金額も大きく、100ドル札が飛び交うことも珍しくないという。
また、世界中から選手が集まっていることもあり、人種の隔たりによる口論もしばしば。
かつてレッドソックスに在籍していた大家友和投手も、2000年に韓国人投手と口論から殴り合いのケンカになり、5試合の出場停止を受けている。
今オフも日本ハム・ダルビッシュ有をはじめ、ソフトバンク・和田毅、西武・中島裕之などがメジャーへ挑戦するとみられる。
世界最高のメジャーで成功するためには、実力はもちろん、こうした慣習の違いやトラブルに動じない精神力が必要となるだろう。
(2011年11月6日)
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