打撃不振のイチローに関係者が衝撃発言! 「動体視力の衰えは否定できない」
極度の打撃不振で、5月をメジャー11年目でワーストとなる月間打率.210で終えたマリナーズのイチロー。6月になっても調子は上向かず、10日のタイガース戦ではついに先発落ち。
連続試合出場が255でストップした。
これまで数々の偉業を成し遂げてきたイチローの打撃不振に、今年から指揮を執るエリック・ウエッジ監督も、
「彼の打撃は真似できないユニークなスタイルなので、スランプの分析は難しい。自ら脱出する方法を考えつくまで待つしかない」(週刊ポストより)
とお手上げの様子。
だからといってイチローに代わる選手などいるはずもなく、試合に使いながら復調を待つしかない状況だ。
米各紙もイチローの打撃不振を大きく報道。
原因についても、技術面や精神面から様々な説が飛び交っている。
その中で数値的に気になるものが2つある。
1つは対右投手での打率。
イチローは8日までに、左投手からは3割を打っているものの、右投手からは.246。
過去10年、対右投手の打率が3割をきったのは2003年、2005年の2回のみ。
昨年も.318と得意にしていたことから、今季は右投手に苦労していることが分かる。
もう1つは初対戦投手からの打率。
イチローは初対戦や対戦数の少ない投手に強く、インターリーグ(交流戦)の通算打率は.336。
しかし今季は、初対戦の投手相手に47打数11安打で打率.234。
イチローの持ち味である、高い適応力が衰えてきているのだろうか。
そんな中、イチローの不振を間近で見ている球団関係者は、
「4月の頑張りすぎからくる疲れもあるだろう。4月は過去7年間で最多の10盗塁を決めた。いつもと違うイチローをやってしまったがために、調子が狂ったのかもしれない」(同)
と分析。
しかしその一方で、
「動作やフォームを見ても故障を抱えているとは思えない。37歳という年齢からくる動体視力の衰えが始まった可能性は否定できない」(同)
と衰えも指摘しているという。
「50歳まで現役」という目標を掲げているイチロー。
ストイックな自己管理で、20歳代の頃と変わらぬ体脂肪率6%台を維持しているというが、動体視力の衰えまでは止められないのかもしれない。
(2011年6月18日)
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