ギネ 産婦人科の女たち
[第3話]
「まもなく須佐見教授の回診です」院内アナウンスが流れ、産婦人科前には医師、看護師が集合する。今日は、須佐見教授(國村隼)の回診の日なのだ。産婦人科医長・紀子(松下由樹)をはじめ産婦人科の医師、学生がズラリと引き連れて、入院患者を回った。10/28放送
回診が終わった後、エレベーターを待っていた須佐見教授は藤木(近藤芳正)に「今晩は、OKだから…」と声をかける。その言葉の意味がわからず、キョトンとしていた藤木だったが、須佐見教授の誕生日が明日だということを思い出し、大慌てになった。急いで明晩にパーティを催すことが決まり、昨年同様、馴染みの焼肉店に予約を入れる。幹事は玉木(上地雄輔)に決まった。
藤木から今日中に会費を集めておくように言われた玉木。一人一人を回って5000円の会費を集めるがなかなか集まらない。産婦人科医長の紀子でさえ、財布に3000円しか入っておらず、「2000円貸しておいて!」と言う始末だ。すんなりと会費を支払ったのは奈智(藤原紀香)だけだった。その奈智は「会費は支払うが欠席をする」と告げる。
その頃、奈智の元夫・柊(長谷川博巳)が紀子を訪ねていた。柊は同じ病院の血液内科に勤務する医師だ。柊は君島に無理を承知で奈智の当直を減らしてほしいと頼みに来たのだ。奈智には一人息子がいるが、激務で一緒に過ごす時間が短いことを心配していたのだ。
一方、紀子も兼ねてから気になっていた奈智の事について尋ねた。激しく“命”に執着する奈智の姿に、紀子は「トラウマがあるのではないか?」と感じていたのだ。隆弘との話で奈智は自分が産まれるときに母親を亡くしているという。父親も彼女が10歳のときに他界したそうだ。「産婦人科医になることが贖罪だと思っているのではないでしょうか」柊はそう言った。
翌日。須佐見教授の日に、病院から全員に“緊急招集”がかかる。近くの産婦人科院で火災が発生し、そこの妊婦が運ばれてきたのだ。さらに近くのスイミングスクールの屋根が落下し、受講生が病院に搬送されてきた。屋根が落下したとき、プールではマタニティスクールが開催されていたのだ。当然、ケガ人は妊婦で、産婦人科に搬送されてきた。
焼肉店で誕生パーティを待っていた須佐見教授は誰も店にやって来ないので病院に戻る。すると産婦人科は患者が溢れて大混乱で人手が足りない状態だった。そこで須佐見教授は急遽、お産に立ち会ったり、診察をすることになる。
産婦人科火災の急患と、マタニティスクールの急患の処置が落ち着きを見せたころ、一同は、須佐見教授の誕生日を思い出し、慌ててパーティ会場へ駆けつけようとする。その時、美和子(西田尚美)のナースコールのランプが点滅する。美和子の容態が急変したのだ。
エコー検査の結果、苦しみ始めた美和子の腹部には大きな血腫が発見され、1000ccもの大量出血が体内で起こっていることがわかった。さらに検査をするが血腫の原因がわからない。
「これだけ血腫が大きいと除去しなければ感染の危険がある」と藤木(近藤芳正)が判断し、奈智を執刀に、藤木(近藤芳正)の補助で血腫の除去手術が行われることになる。
別の手術を行っていた君島(松下由樹)は、美和子が手術室に運ばれてきたことを驚く。担当していた手術が終わると、すぐに奈智のほうへと急いだ。
大きな血腫は取り除かれ縫合される。そこで藤木(近藤芳正)がつぶやいた。
「…どこで出血しているんだ?」
結局、手術をしても原因がわからなかったのだ。
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第1話
大学病院の産婦人科。
5年目の産科医である。
あるトラウマから患者を救うこと以外に興味がまったくない。
無口でほとんど笑わない。
大学病院勤務の新人産科医。
優秀だが生意気。
親の病院を継ぐことになっている。
産科医。
研究が命。
奈智とは同僚である。
病院顧問弁護士。
トラブルメーカーの奈智に対して反感を覚えている。
妊婦。
奈智の優しさに気づく。
奈智に信頼を寄せているが・・・。
美和子の夫。
子供は既に二人いる。
惣菜店の店主。
産科医長。
既婚者。出産を諦め出世してきた人物。
婦人科医長。
変人だがクールでメス裁きは天下一品。
新人産科医で玉木と同期。
嶋病院長の一人娘。
泣き虫である。
産科医、医局長。
よく愚痴を言う。出世は遅い方。
子煩悩である。
美和子と慎一の娘。
産科医、主任教授。
医局員を見守っている。
一代となにか関係があるとか・・・。
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